
グアムでも、当時の被害者の方々の死を悼んで、各地でセレモニーが行われました。
グアム知事Felix Camacho(フェリックス・カマチョ)氏は追悼式で、"I Remember, I Serve(私は忘れない。私は奉仕する。)" と宣言し、あの惨劇を忘れず、2度と同じことが繰り返されないように奉仕することを約束しました。



何かと思って反対車線側のJFK高校の方を見やると、JFKの学生たちが、K-mart(Kマート)向かい側の本校舎前でアメリカ国旗を振り、9/11の犠牲者を追悼してホーンを鳴らそうと呼びかけていて、その前を通る車が皆いっせいにクラクションを鳴らしていたのでした。

でもあの9/11以降、太平洋における重要な軍事拠点のひとつだったグアムは、中東有事の際、特にテロ対策においてこれまで以上に大切な役割を担うようになったといわれています。
グアムにとってもアメリカ軍を駐屯させることで得られる経済効果は、観光と並んでグアムが生き残るためになくてはならないもの。そして今も多くの若者がヒーローになることを夢見て、グアムからもアメリカ軍に入隊していきます。
世界平和を目指すのに、いったいいつまで軍隊は必要であるのかどうか。
理想主義に寄ることも危険かもしれないけれど、テロなど起こりえるとも思えない南の小さな島にとっても、9/11が私たちに問いかける命題はとても大きいものだと思います。
*写真はすべて地元紙Pacific Daily Newsから。
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