

『Aji-Ichi Japanese Restaurant (味一)』のから揚げの特徴は、食欲をそそるにんにく風味のから揚げに、自家製照り焼きソースがかかっているところ。家庭でよく作る竜田揚げとはまた違ったおいしさが楽しめますよ♪

小林さんはとにかくグアムが台風や地震の被害にあうたびに、GMとしてホテルのお客様やスタッフの安全確保はもちろん、地元ローカルの方々との共存のためにも尽力された方です。若輩者の私がいうのは大変失礼なのですが、とても好奇心旺盛な博識家でいらっしゃり、著書『旅ばか日誌―ビテイ骨をすり減らしながら』などもお書きになっていて、今でもグアムのことは小林さんにお伺いすればなんでも教えていただけるという存在の方。私もとても尊敬させていただいています。
1969年は“パシフィック台風シーズン”とも言われたほど多くの台風が発生した年で、ある巨大台風がグアムを襲ったときは、Dededo(デデド)からMicronesia Mall(マイクロネシア・モール)のあたりまで車で来たとき、頭の上で突然大きな信号機が突風でメキメキっと折られ、上半分が飛ばされていったり、2002年のスーパー台風“Pongsona(ポンソナ)”の時は、根っこ付の植木や凶器のようなやしの実が空中を舞い、島中の緑という緑が吹き飛ばされて消えたとか。それでも半年後のグアムは、すでに青々とした緑に覆われた美しい島に戻るのだから、本当にすばらしい生命力に溢れたところだというお話にはとても感動しました。
ちなみにスーパー台風ともなると、台風シャッターも効き目が薄れるとか。もちろんないよりはずっといいのですが、台風シャッターの隙間にわずかでも隙間があると、強風のために窓ガラスとの間が真空状態になり、台風シャッターの内側で窓ガラスが割れたり、室内と室外で気圧差が生じるために、構造壁ではなく、いわゆる間仕切りしてあるだけの仕切り壁はずずずっと動くというのだから本当に驚きです!私の義理の母も20年近くこの島にいるのですが、いつも台風がきたときには、どの壁から崩れるだろうから、最終的に一番安全なのはこの部屋、というのを考えているとか。
『フジタホテル』は残念ながら“Pongsona(ポンソナ)”による被害のためにクローズすることになり今はその姿を見ることはできませんが、災害時には停電のために冷蔵庫や冷凍庫の食料を保存することができなくなるので、毎晩最高級のステーキ肉を使用したバーベキューをビーチ沿いの敷地で開き、人民救助にいそしむ消防士さんなどに振舞っていらっしゃったそうです。
グアム島の生きる力と、そこに生きる人々の助け合う姿のおはなしをたくさん聞かせていただき、あらためてこの島の底力のようなものを感じました。
*『Aji-Ichi Japanese Restaurant Blue Lagoon(味一・ブルー・ラグーン・プラザ店)』はこちら。
*『Aji-Ichi Japanese Restaurant(味一)』には、他にもUpper Tumon(アッパー・タモン)店、Guam Premier Outlet(グアム・プレミア・アウトレット)店があります。
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