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JTBパブリッシング社より発売されております『ララチッタグアム 2014』にて「ロマンチックなサンセット」を写真と一緒にご紹介しています♪

エイ出版社より発売されております『グアム本 2014』の巻頭特集 “グアム在住フォトグラファーがおすすめする 本当は教えたくない観光客がしらないグアム” に私の写真が掲載されています♪ よろしければご覧下さいね!

すてきなイギリス人女性が経営するグアムのインテリア&雑貨ショップ『Dragonfly Furniture & Decor(ドラゴンフライ・ファニチャー&デコ)』にて、そのままでも、またはお好きなフレームに入れて頂くこともできるプリント10作品をお取り扱いいただいています:)

Nahono Tsuruga PHOTOGRAPHY』←RENEWED☆
グアムと日本を中心に、ナチュラルで愛情いっぱいの家族写真やマタニティ、生まれたてのベビィちゃんの写真などを撮影しています♪ 撮影のご希望など、こちらのフォームからお問い合わせくださいね。
*全米プロフェッショナル・チャイルド・フォトグラファー正式会員

地球の歩き方 グアム
グアム特派員としてグアムの情報や日常をお届けしています♪

7/30/2009

とってもエコで、グアムでもバーベキューが楽しめちゃう!


グアムに来たら、やっぱりバーベキュー、したくなっちゃいますよね!
でもバーベキューセットを借りるのも、買うのも面倒、という方にオススメなのが、太陽光で調理できる手作りソーラー・オーブンです!!


必要なもの

最低50センチ四方ほどの段ボール箱(深さは調理したいものに合わせて)、黒い厚紙、アルミホイル、プラスチック製のクリアファイル、糊、ペン、テープ、はさみもしくはナイフ、定規、針金もしくはつっかえ棒




作り方

1)まずはソーラー・オーブンのふたを作りましょう!段ボール箱のふたの端から2.5センチほど内側に線を描いてください。長辺1辺を残して3辺をカッターかナイフで切り、切り残した長辺を折ります。これが動画で最初に出てくる“パタパタ”ですよ!

2)次にアルミホイルを1で作った“パタパタ”と同じサイズに切り、糊で貼り付けます。

3)さらにプラスチック製のクリアファイルを1で切った穴より少し大きなサイズに切り、穴を内側から覆うように貼り付けます。

4)箱の中を全体的にアルミホイルで覆い、さらに箱の底の部分と同じ大きさに切った黒い厚紙を底辺に貼り付けます。

5)オーブン焼きにしたいお好みのお料理を箱の中に入れて最初に作った箱をかぶせ、“パタパタ”の角度を調節して、一番太陽の光が箱の中に入るように調節して、針金かつっかえ棒で角度を決めます。

あとは好きな飲み物でも飲みながら、オーブン焼きができあがるのを待つだけ!さぁて、上手にできるかな?(『thedailygreen』の記事より)

夏休みのお子様の宿題にもぴったりだと思うので、ぜひお試しあれ♪


*『地球の歩き方』グアム特派員記事はこちらで。

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ビーチに持っていくのもオススメ、大好きなサンドイッチ♪


K-mart(Kマート)』の交差点をはさんで向かい側にある『Steaks & Shakes(ステークス&シェイクス)』のサンドイッチは、なかなかオススメ。

中でも私が一番好きでいつも注文してしまうのが、“Philly Cheese Steak Hoagie(フィリー・チーズ・ステーキ・ホギー)”。サンドイッチというよりも、バゲットの間に野菜と一緒に炒めた牛細切れ肉と、お好みのとろけるチーズが挟まっているもの。嫌いなお野菜があれば抜いてもらうこともできるし、お野菜が嫌いなお子様には、写真のような野菜抜きの“Philly Cheese Steak(フィリー・チーズ・ステーキ)”もありますよ♪

それぞれ6インチ(15センチくらい)で6.29~6.59ドル。
12インチ(30センチくらい)で10.59~10.79ドル。



そして甘いけれど、ときどきとっても恋しくなるのが、こちらのシェイク。
私はオーソドックスにバニラが好きですが、チョコレートやマンゴなど、お好みのアイスクリームを選んで、たっぷり大きな3スクープのアイスクリームと牛乳で作ってくれるこのシェイクは、まさにシェイクという感じ!抜いてもらうこともできますが、たっぷりのホイップクリームも載せてくれますよ。

太いストローで、きゅ~っと一生懸命吸い込んでいただいてください♪

こちらは確か3.59ドルだったかしら?



他にも3.59ドルの“BLT(ベーコン&レタス&トマト)”のオーソドックスなサンドイッチ類もおいしいですよ。

目印はこのウシさんがサンドイッチとシェイクを握り締めてサーフボードに乗っている看板。
最近はグアムの激しい陽射しで少し色あせてしまっていますが、かわいいのですぐにわかるはず!

お隣はAVISのレンタカー屋さんなので、こちらのサンドイッチを買って、レンタカーをしてドライブというのもいいかも!!

オーダーが入ってから丁寧に作ってくれるので少し待つことになります。
せっかちさんは事前にお電話してくださいね。

tel: +1-687-649-4555

20ドル以上お買い上げの場合はデリバリーもしてくれるそうですよ。
ぜひお試しくださいね。


*『Steaks & Shakes(ステークス・アンド・シェークス)』があるのはこちら

*『地球の歩き方』グアム特派員記事はこちらで。

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7/26/2009

グアムに住む人々

皆さん、グアムにはどんな人たちが住んでいるというイメージをお持ちでしょうか?

南の島だから肌の色のどちかというと濃い人たち?それともアメリカ圏なのでいわゆるアメリカ本土と似たような方たち?またはアジアにとても近いので、アジアっぽい顔立ちの人々でしょうか?

以前も少しお伝えしたことがありますが、グアムには先住民族であるチャモロ人のほかに、さまざまな人種、民族の方たちが住んでいます。その内訳は資料によっていろいろと違ったりするのですが、Wikipediaの情報を参考にすると、チャモロ人47%、フィリピン人25%、白人10%、中国人、日本人、韓国人、その他18% (スペイン統治時代にチャモロ人とスペイン人の混血化が進み、現在純粋なチャモロ人は存在しない)とされています。

このグアムの先住民であるチャモロ人は文字をもたなかったため、その歴史は謎に包まれていますが、紀元前3000~2000年くらいにフィリピン、インドネシアなどを経由してきた東南アジア系人種が祖先であるというのが定説のようです(グアム政府観光局ウェブサイトより)。


ところが先日の『Liberation Day(グアム解放記念日)』の記事に簡単に書きましたが、グアムは1521年にマゼランによって発見され、1565年にスペイン王国の領地と宣言されてから、ずっとスペイン、アメリカ、日本のいずれかの国の支配を受け、先住民族チャモロ人は苦難の時代を過ごしたといわれています。

そのためかグアムのチャモロ人は、グアムがモチーフの25セント硬貨にもそう記されているように、“Guåhan Tånó I Man Chamorro (グアム−チャモロ人の土地)”という意識をとても強く持っていて、グアム政府の要職や力のある企業の名誉職などはチャモロ人でないとなかなか就くことができないといわれています。

アメリカではつい先日ハーバード大学黒人教授が白人警官に誤って逮捕されたことにオバマ大統領がアメリカの人種差別について踏み込んだ発言をした事件で物議をかもしました。これに比べ、グアムでは先日白人アメリカ人の元教師が、チャモロの同僚教師たちに白人であることを理由に嫌がらせを受け上司に相談したところ、改善されるどころか公立学校協会と一緒に退職を迫られたと、公立学校協会を相手取り2万ドル(約200万円)を要求する訴訟を起こすできごとがありました。

また白人ニュージーランド人と結婚しているフィリピン人の知人が、夜中に車から爆音を発しているチャモロ人の若者たちに音を小さくするように注意したところ、『Go home!(国に帰れ!)』といわれたことで憤慨していたり、グアムの小学校で日本語教師をしている友人は、クラスでの民族による仲間割れ、特にチャモロ人のプライドの高さが子供たちの間でも問題を起こすことが多いと嘆いていたりしました。

とはいえ最近復興の努力がされるようになってきたとは言うものの、チャモロ人の多くがチャモロ語を忘れて英語を話し、アメリカの準州であることに満足しているというのは、なんとも不思議なねじれ構造のようにも思います。


いずれにしても、16世紀から他国による支配を受けているとはいえ、先住民族であるチャモロ人がいまだにグアム島で権力とプライドを持っているということは、世界的によく見られる人種差別などに比べてずっと正常なことだといえるかもしれません。

でもさまざまな人種や民族が共生する土地で、このような差別問題が起きてしまうということは、やはりとても残念なことだとも思います。先住民族の存在や文化を尊重しつつ、さまざまな民族がこの小さな島で平和に共存できたらと思ってしまうのは、私が戦争を知らない日本人だからでしょうか?

*『地球の歩き方』グアム特派員記事はこちらで。

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7/25/2009

バッファロー・ウィングなるもの、とそのレシピ


幼少期をアメリカで過ごしたからか、いつもは和食派の夫が、ときどきハンバーガーがたべた~い!と言い出します。

私たちにとってグアムでおいしいハンバーガーが食べられるお店というと、真っ先に思い浮かべるのが、先日もご紹介した『The Mermaid Tavern & Grill - a brewpub restaurant(ザ・マーメイド・タバーン・アンド・グリル - ア・ブルーパブ・レストラン)』や、『Chili's(チリーズ)』。

というわけで、今回は『Chili's(チリーズ)』での新たな発見についてお話したいと思います。

私たちの『Chili's(チリーズ)』での定番というと、 アメリカンなビールやシグニチャー的な存在のマルガリータをドリンクに、そして夫がたべた~い!というハンバーガー。そしてグアムに来るまでアメリカンな食べ物をほとんどあまり食べたことがなかった私は、そのときの気分でいろいろ試しにオーダーしているという感じ。

この日は私はそれほどおなかが空いていなかったので、シーザーサラダにチーズ・スティックやバッファロー・ウィングを頼んでみました。


皆さんは、“Buffalo Wings(バッファロー・ウィング)”でご存知ですか?

本当にアメリカ料理に疎い私はこれまであまり“Buffalo Wings(バッファロー・ウィング)”なるものを食べたことがなく、先日『Hooters Guam(フーターズ・グアム)』でいただいたのがおそらく初めての経験でした。おいしいなぁと思っていたのですが、いまいち“Buffalo Wings(バッファロー・ウィング)”が何であるかきちんと理解していなかったので、このお店の手羽先が特別にこういう味なんだと思っていました。

ところが今回『Chili's(チリーズ)』でも“Buffalo Wings(バッファロー・ウィング)”をいただいて、なるほど~!という感じ。

上の写真が『Chili's(チリーズ)』の“Buffalo Wings(バッファロー・ウィング)”なのですが、こ~んな風にドラムスティックがオレンジ色に染まっていてちょっとびっくり。そして想像通りのすっぱくて辛くてしょっぱいお味。これにはたいがいお口直し用という感じでセロリのスティックとブルーチーズドレッシングがついてきて、これがとっても合うんです!

ニューヨーク州バッファロー市のあるバーがこのお料理を始めたことから“Buffalo Wings(バッファロー・ウィング)”と名づけられたアメリカ料理。Pay-Less Supermarkets(ペイレス・スーパーマーケット)などでもお手軽におうちで作れるシーゾニングが売られているようなので、ぜひチャレンジしてみてください(私も今度試してみますね)!


またはシーゾニングを使わないで作れるレシピをネットで見つけたので、あわせて載せておきますね。

今度試してまたおしらせしま~す!

***

材料 約2~3人分
手羽中(7~8センチくらい) 500g
タバスコ 1カップ
トマトジュース 1/2カップ
バター 大さじ1~2
お好みでブルーチーズドレッシング&セロリ
 
作り方(基本編)
1) 170-180度に熱した油で手羽中をこんがりするまでしっかり揚げます。
2) タバスコとトマトジュースをボールで混ぜます。ここへ溶かしたバターも加えるといっそうおいしくなります。*タバスコだけでなく、他にも手に入るペッパーソースがあればそれを足すと味に深みがでるそうです。
3) こんがり揚げた手羽中をボールにどどんと放り込んでしっかりと浸します。*この時にできれば大きな蓋付きのお鍋にソースを入れて揚げた手羽中をその中に放り込んで鍋を揺すって味をしっかりしみ込ませるのも良いそうです。
4) ソースに浸した手羽中を盛り付け、セロリとブルーチーズドレッシングを添えれば出来上がり。*もしもオーブンがある方はソースに浸した手羽中をさらにオーブンもしくはグリルでカリッとなるまで焼くとさらにおいしい。

すごく辛いレシピらしいのですが(笑)、タバスコ1カップってすごい量!
なかなか使い切れないタバスコがあるときに挑戦してみてもいいかも!!

*『地球の歩き方』グアム特派員記事はこちらで。

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7/24/2009

オバマ大統領の医療保険改革、グアムには影響する?


オバマ大統領が訴えているアメリカの医療保険改革がとても話題になっています。

やらせだとか、真実ではないといわれていたりはしますが、マイケル・ムーア監督の映画『Sicko(シッコ)』でもアメリカの医療保険システムの問題が描かれているように、民間の保険会社の保険に任意で入るしかないアメリカの医療保険制度は大変問題といわれています。

国民皆保険の日本で生まれ育ち、多額な税金と引き換えに社会保障が整っているといわれるフランス、住人に無料で医療が提供される代わりにその質がひどいと言われるイギリスで数年を過ごした経験からすると、アメリカの(グアムの)医療享受環境はなかでも特に改革すべき状態だと思います。

さて、政府が運営する国民皆保険がないアメリカでは、任意で民間の保険会社の提供する多様なプランの中から好きなものを選ぶのですが、これがとてもとても複雑。

感じとしては生命保険を選ぶような感じで、複数の保険会社のプランを組み合わせたり、ひとつの会社の中から選んだりすることもできるのですが、この病気の場合はあちらのほうがお得で、出産だったらあちらのほうがいいかも…など、とても迷ってしまいます。確かに、ひとりひとりの経済的、身体的状況にあわせて保険を選ぶことができるといえば聞こえはいいですが、そのあまりに高い保険料のために、グアムでは島民の30%しか保険に入っていないといわれています(Kuam.comより)。

たとえば出産だけとってみても、駐在員で会社が保険料を負担してくれている友人の場合、出産のために産婦人科、エコー撮影をするラジオロジーや血液検査のためのラボに通った場合にかかる診察料や検査代などは、1回たったの10ドル。また出産時(普通分娩の場合)に支払う金額は100ドルなので、妊娠期間中に必要な金額を多めに見積もっても、本人負担分は400ドル。一方、中小企業のオーナーで保険に加入しないまま妊娠した友人の場合、彼女の担当医のクリニックでは出産できず、GMH(グアム・メモリアル・ホスピタル)で出産するため、普通分娩でも担当医に検診代と助産代として2800ドル、GMH(グアム・メモリアル・ホスピタル)に2500ドル、他に病院外での検査代など含めて大体6000ドルほどかかるよう。

確かに民間会社の保険は毎月とても高く(夫婦ふたりのわが家では平均的な料金のプランに加入していて、ふたりで毎月500ドルくらい)、しかも出産までカバーするためには妊娠前に加入していないといけないので、最低でも妊娠期間中500ドル×10ヶ月=5000ドル支払っていると思えば、保険に加入していてもいなくても大して変わらないか、もしくは無保険より支払い総額は多いかもしれないですが、それでもいざというときに、医療にかかろうと思えるかどうかという点で、とても違うと思います。

さらにアメリカは基本的に主治医制をとっているので、まずは主治医にかかり、その診断で専門医にかかるというシステムになっているのに、ちょっと体調が悪いくらいでも場合によっては病院ふたつ分の診察料を払わなければいけなくなります。これを保険でカバーしようと思った場合、各病院に提携保険会社があり、自分の加盟している保険会社と病院の提携保険会社が違えば、無保険とまったく同じ。

また同じ保険会社でも、州ごとにカバーできるかできないかが決まっています。たとえばハワイからグアムに駐在しているご家族は、より医療設備が整っているハワイ州をカバーする保険料を支払っているので、グアムでは無保険。小さなお子さんがいらっしゃって、突発的に熱を出したりされるようなのですが、医療費がとてもかかってしまうので、基本的にグアムではなるべく病院に行かないとか。

そこでオバマ大統領は現在の民間保険会社による医療保険制度を改革し、政府によるよりシンプルで、患者さんが本当に必要な医療を受けられる体勢を作ろうといっているのですが、これはグアムでは大きな政治的問題を起こす可能性があります。

というのもオバマ大統領の改革が実際に施行されることになると、民間保険会社の吸収合併や倒産が余儀なくされる可能性が高いわけですが、グアムのようにとても小さな社会では、グアムの政治、経済などの中核をなす“ビッグ・ファミリー”が保険会社を経営していて、もし倒産というようなことになった場合、島への打撃がとても大きいと予想されるからです。

万人に喜ばれる医療保険制度は存在し得ないでしょうが、それでもぜひ現在のアメリカの保険制度に改革を起こしてもらえたらと思います。

*『地球の歩き方』グアム特派員記事はこちらで。

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7/23/2009

グアムの新型インフルエンザ状況 - 7月23日現在



ぱおぱおさん、こんにちは。
今週末グアムにいらっしゃるぱおぱおさんから、グアムでの新型インフルエンザの状況について質問をいただいたので、現在報道されている状況をお伝えします。

まず7月22日夕方5時半頃のニュースで新たに8ケースが追加され、グアムでは現在24人の新型インフルエンザ感染者が認められています。

最初の新型インフルエンザ感染者が報道されたのは7月1日だったので、3週間の間に24人に増えてしまったことになります。

ちなみに昨晩の地元紙Pacific Daily News(パシフィク・デイリー・ニュース)によると、新たに認められた8人の感染者のうちふたりは旅行が原因だったと思われ、もうひとりは他の感染者との接触があったためと推察されているようですが、他の5人に関しては原因が特定できていない状況のようです。

ぱおぱおさんはご存知でいらっしゃいましたが、実はグアムでは先日新型インフルエンザによる最初の死亡者が確認されたと報道されました。ところが昨日この死亡した26歳の女性の夫がPacific Daily News(パシフィック・デイリー・ニュース)のインタビューの中で、死亡した女性は以前リュウマチ熱を持っていたことから、じつは彼女は新型インフルエンザには感染しておらず、新型インフルエンザだとして投与された薬によって症状が悪化し、死に至ったのではないかと言っています。

この女性が本当に新型インフルエンザで死亡したのか、そうでないのかは今のところ不明ですが、私の実感ベースで言うと、グアムでは新型インフルエンザを気にしている人をあまり見かけないと思います。
確かにグアムは6月末から8月にかけてお祭りや重要なイベントが続き、大勢の人でにぎわう機会が多いので感染者が混じっていると感染しやすいとは思いますが、特にそのような人出を避けようとしている様子も感じられません。

グアムでの新型インフルエンザの感染はそれほど気にしなくてもいいと思いますが、やはり旅行中は無理をしたりして、滞在中や帰国後に疲れが出やすくなると思うので、体調と相談しながら旅行をしていただけたらいいと思います。

最後に念のためConsulate-General of Japan in Hagatna(在ハガッニャ日本国総領事館)から発表される最新情報のページの内容をお知らせします。以下抜粋です。URLはこちら


***
平成21年 7月20日
在ハガッニャ総領事館 

1.17日、グアム保健社会サービス局(Department of Public Health and SocialServices、DPHSS)は、グアムの新型インフルエンザ感染者が更に5名増加して合計10名になったと発表しました。また、20日、DPHSSの記者会見に基づく報道によれば、約1週間前にジーゴ村に居住の26歳の女性が死亡し、その女性がグアムにおける初の新型インフルエンザによる死者であると確認された由です。今回、新たに感染が確認された5名の内2名は、新型インフルエンザ感染地域(場所は未公表)に渡航しておらず、既感染者との関係もない由です。DPHSSはグアムにおける新型インフルエンザの感染拡大に警戒を強めています。在留邦人の皆様におかれては、今後とも、感染予防に一層のご注意をお願いします。

2.既に広く知られていますが、新型インフルエンザの感染力は強いものの、毒性は弱く、適切に治療を行えば完治すると言われています。
在留邦人の皆様にあっては、引き続き報道等に注意の上、健康管理に万全を期して頂くようお願いします。なお、インフルエンザの予防については一般的に下記が有効とされています。
(1)人ごみを避ける。
(2)健康状態が悪い人には近づかない。
(3)咳やくしゃみをする際には、ティッシュで鼻と口を覆い、使用したティッシュはゴミ箱に捨てる。
(4)マスクをする。
(5)石鹸を使い、頻繁に手洗いを励行する。特に咳やくしゃみの後は徹底する。石鹸が無い場合は、時間をかけて流水で手洗いをする。
(6)目、鼻、口に、できるだけ触らないようにする。触ったら、手を洗うようにする。
(7)うがいと口腔ケアで口内を清潔にする。
(8)部屋は適度に加湿する。
(9)よく眠り、休養をとる。
(10)栄養と水分をしっかり摂る。
(11)体を適度に温める。
***


いずれにしても、楽しい旅行になりますように!
Have a nice & safe trip!



*『地球の歩き方』グアム特派員記事はこちらで。
*フォトアルバムはこちらで。

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7/22/2009

グアムから見た部分日食

photographed by latitude13

今日の日食、みなさんご覧になりましたか?
関東地方は少し曇り空のところもあったようですが、奄美諸島ではきれいな皆既日食が見られたようですね!!

先日『地球の歩き方』の記事でもお知らせしましたが、グアムでは74%ほどの部分日食が見られましたよ♪

トップの写真はTwitter仲間のお友達がグアムで撮影した日食!!
と~ってもきれいに撮れているでしょう?って、フォトグラファーの方に失礼かもしれませんが、あまりに感動してしまい、私のブログに掲載させていただけるようお願いしてしまいました。



そして私はというと…。

グアムで日食用グラスを手に入れられなかったので、どうしようかと悩んだ結果、地元紙の記事に書いてあった“ピンホール手法”を試してみることに!!

ダンボール用紙かアルミホイルに小さな穴を開け、10センチほど先の平らな地面や壁などに太陽の形を写して見るとのことなのですが、これがなかなかうまくいかない…。
穴の大きさがいけなかったのか、そもそも穴の形が悪かったのか…。

でもふと立ち上がったら、こんな風に太陽が欠けてる風!?の太陽の形が見えましたよ♪

持っている紙と太陽の角度のせいでたまたまなんじゃないかと思っていろいろ傾けてみたりしたけれど、なぜか不思議と紙をどの角度に傾けても、写し出される太陽の形は同じ!きっとこれは間違いないと思ってひとり興奮してました!!

というわけで、私も日食を見られた…かな?


硫黄島から見た皆既日食


インド・ガンジス川から見た皆既日食

*New York Timesのウェブサイトで、世界で日食を見る人々が見られます。写真がとっても素敵。

*世界の日食を集めてくれた『greenz.jp(グリーンズ)』の記事はこちら

*『地球の歩き方』グアム特派員記事はこちらで。

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7/21/2009

グアムで一番大切な祝日『Liberaion Day(リバレーション・デイ)』


先日の『地球の歩き方』の記事でも告知しましたが、今日はグアムの人たちにとって一年で一番大切な祝日で、1944年にグアムが解放されたことをお祝いする『Liberaion Day(リバレーション・デイ)』。

Liberaion Day(リバレーション・デイ)』のお祭りそのものは6月24日から8月2日まで、パセオ球場とチャモロビレッジのすぐそばで開催されていますが、やはりこのイベントのクライマックスは今日なのです♪


事前に団体や個人でキャノピーを張るためのスペースを購入していて、当日は写真のように大勢の人たちがバーベキューをしたり、持ち寄ったお食事を楽しみながら次々と現れるパレードを楽しみます。



各村ごとの山車も出て、それぞれにグアムらしさやそれぞれの村を演出します。

これはバリガダ村の山車なのですが、先端にはグアムを象徴するラッテストーンとカヌー、そしてグアムの伝統的な衣装に身を包んだ子供たちや大人たちと、彼らを日本軍から解放したアメリカ軍の兵士が手を振っています。



そう。以前の記事にも書きましたが、実はこの『Liberaion Day(リバレーション・デイ)』は、真珠湾攻撃の2日後から31ヶ月間にわたった、日本軍の占拠からアメリカ軍が解放してくれたことをお祝いする祝日です。


実はグアムは1521年にマゼランによって発見され、1565年にスペイン王国の領地と宣言されてから、ずっといずれかの国の支配を受け、原住民族チャモロ人は苦難の時代を過ごしたといわれています。1899年に333年間続いたスペイン統治が終了し、アメリカ領となってから、アメリカはグアムにおける英語教育と衛生教育を進めました。そこへ1941年、アメリカ軍が手薄だったグアム島を日本が占拠し、アメリカ軍をかくまった地元住民への残酷な拷問を行ったと伝えられています。
実際7月21日はアメリカ軍がグアム島奪還のためにAsan(アサン)とAgat(アガット)に上陸した日で、その約20日後、8月11日にグアムはアメリカ領となりました。


そのため今日のパレードには多くの軍関係者が集まっていて、VIP席にはグアム知事や政治家、ミス・グアムといった人たちのほかに、軍の高官たちが席を構えます。


日本軍からの解放をお祝いするグアム解放記念日。

私はなんとなく日本人がはしゃいでいいのかわからず、いつもこっそりパレードを見て帰ります。過去の戦争の責任はいつまで感じていたらいいのか。でも失ってはいけない気持ちのような気もして、この日はいつもちょっと複雑な気持ちになります。


*『地球の歩き方』グアム特派員記事はこちらで。
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7/19/2009

長期滞在にもおみやげにも、タコス・パーティー!


長期滞在中の食卓やちょっとしたおみやげに、おしゃれでおいしいタコスはいかがでしょうか?

メキシコと国境を接しているアメリカでは、もともとたくさんメキシコの食材を見かけるのかもしれませんが、暑い気候が似ているせいか、グアムの人たちはメキシコ料理や、メキシコの影響を受けたテキサス料理などがだ~いすき!!人気のメキシコ料理屋さんもいくつかありますが、スーパーのメキシコ食材コーナーには、ちょっと見応えがあるラインナップがずらっと並んでいますよ。


日本にいたときもときどきタコ・シェルを買って手巻き寿司感覚で、いろいろな具を自分で載せてタコスを楽しみましたが、グアムには日本でみるよりずっといろいろなブランドの商品が並びます!

たとえば以前ピクニックの材料を買うのにちょうどいいとオススメした『Pay-Less Supermarkets(ペイレス・スーパーマーケット)』の中でも一番広い敷地面積を誇るMicronesia Mall(マイクロネシア・モール)店では、おなじみのタコス・シェルやタコス・シーゾニングのほかにも、グラタンのようなエンチラーダのソースの缶詰ややわらかいタコスの皮ともいえるファヒータなどなど、珍しいものがたくさんありますよ。


グアムに来てから初めてタコスに挑戦してみるということで、今回は試しにWestern Familyのタコ・シェル(12個入りで2.29ドル)にLawry'sのタコ・ミックス(タコ12個分で1袋1.39ドル)を購入!

作り方はとっても簡単で、タコ・シェルをオーブンなどで温め、牛ひき肉かチキンなどお好みのお肉をタコ・ミックスと一緒に炒めておきます。あとはお好みでレタスの千切りやトマトのさいの目切り、チェダーチーズなど好きなチーズ、サワークリーム、グリーン・オニオンの小口切りなどを温めたタコ・シェルに載せて召し上がれ!!

ちおなみに、先日ニューヨークに住むお友達がメキシコのおみやげにプレゼントしてくれたちょっとすっぱくて辛いハバネロ・ミックスをかけていただいたのですが、これもと~ってもおいしかった!!

日本では見かけないタコス・セットなど、グアムのおみやげにいかがでしょうか?


*Micronesia Mall(マイクロネシア・モール)店があるのはこちら

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7/18/2009

グアムの道と運転


公共交通機関のほとんどないグアムでは、まさに車は生活必需品。

2002年の台風Pongsona(ポンソナ)で多くの車がダメージを受け、政府が車買い替えのための補助金を出してから、グアムを走る車がずいぶん新しくなったようですが、それでもまだ日本では信じられないくらいがんばっている車をよく見かけます。

また、グアムに住むようになってとても驚いた光景のひとつが、写真のようにPick-Up Truck(ピックアップ・トラック)の荷台にたくさんの人を乗せて走っている様子。どんなに陽射しが強くても、雨に打たれようとも、まったく意にも介していないよう。写真のトラックの荷台なんて、誰かがすぐにぽろっと落ちてしまいそうで、見ているこちらの方がハラハラしてしまいそう…。

ところで最近、トロリーバスや観光バスだけでなく、レンタカーやバイク、スクーターを借りて、ご自分で動かれる観光客の方を多く見かけるようになりました。特に2年前に比べてスクーターに乗る方がとても増えているような…。

そこでグアムの道について少しお話したいと思います。

基本的にグアムの道路はアスファルトにサンゴが混ぜてあるため、とても滑りやすい上に、耐久性がそれほど強くないのか、穴ぼこがあいていたり、水はけがとても悪かったりします。また、特に雨季はお天気がころころと変わること、また本当に雨が降っているところと振っていないところの境目があるくらい、場所によってお天気が違うため、さっきまで晴れていても急に雨が降ったり、道路が渇いていると思ったら、突然濡れていたりします。そのため日本で運転するより、ブレーキをかけるときは少し余裕をもっていただいたほうがいいと思います。また、意外と急で長い坂道もあるので、思っている以上にブレーキがききにくいこともあります。

私が特に怖いと思うのは、大雨が降っている、もしくは降った後のAlupang Beach(アルパン・ビーチ)沿いの1号線(タムニングとアガーニャの間)です。ここは片側3車線、あわせて6車線のグアムでは比較的広い道で信号も少ないため、スピードを出す方がとても多いのですが、この道の左右一番端の車線の水はけが非常に悪く、ほとんど1車線分浸水していることがあり、かなりハンドルを取られます。また水量の多い道を飛ばす車が多いので、前の車の跳ね上げる水しぶきで突然フロントガラスが覆われて一瞬視界が悪くなることもあります。

また、グアムではウィンカーを出さないで運転される方がとても多い気がします(もちろんグアムでも違反です)。ガイドブックなどでご存知の方も多いかと思いますが、グアムの多くの道に中央車線といって、両方向車線の間に、左折やUターンをするようなときに入るための黄色い点線で縁取られた場所があります。そのため突然この車線に入るために左折をしたり、また建物の敷地に入るために右折する車が多く、ウィンカーが出ていないのでびっくりすることがよくあります。

ですから、日ごろから心がけていただきたいのですが、雨の日に運転される場合は特に注意をして、車間距離を十分に取るようにしてくださいね。

なんて、ずいぶん脅かしてしまったかもしれませんが、グアム政府は総工費約1億9200万ドル(約180億円)をかけて今年の2月から大々的にグアム中の道路の整備を始めていて、 第1段階としてYigo(ジーゴ)、Dededo(デデド)、Tamuning(タムニング)、Hagåtña(アガーニャ)、Asan(アサン)、Piti(ピティ)、Santa Rita(サンタ・リタ)のレーンや交差点、停止線などがわかりやすくなりました。また今後330日をかけて第2段階の工事が始まり、Mangilao(マンギラオ)、Dededo(デデド)、Tamuning(タムニング)、Agat(アガット)、Santa Rita(サンタ・リタ)、Umatac(ウマタック)への道が走行しやすくなる予定です。

いずれにしても、安全運転で、グアムでのドライブを楽しんでくださいね♪


*『地球の歩き方』グアム特派員記事はこちらで。

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